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ユーロ(EURJPY、EURUSD)見通し: ECB理事会迫る。

ユーロ(EURJPY、EURUSD)見通し: ECB理事会迫る。

木全哲也, ストラテジスト

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このページの内容

ECB理事会の開催が迫っている。今後の政策金利見通しに注目である。ECB理事会を控えたユーロ円、そしてユーロドルの今後の見通しとは

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サマリー

  • ECB理事会迫る
  • ユーロ円の今後の見通し
  • ユーロドルの今後の見通し

ECB理事会が迫る

26日にECB(欧州中央銀行)理事会の結果が公表される。金融市場では、ECBが政策金利を年内据え置き、その後利下げに転じることが見込まれている。

image1.png

資料:BloombergよりDaily FXが作成。

 

ユーロ圏のインフレは高止まりしているものの、ユーロ圏経済の先行きを示す購買担当者景気指数(PMI)は好不況の分かれ目である50を下回っており、ECBは景気減速から、金融市場の予想通り、政策金利の据え置くことを見込む。

image2.png

資料:BloombergよりDaily FXが作成。

 

ユーロ圏のECB理事会では、今後の政策金利についてどのような見通しを示すかに注目である。一部のECB高官は追加利上げに前向きな姿勢を示している。金融市場で、追加利上げが予想されていない中、今後の追加利上げの可能性を強く示唆した場合、サプライズとなりユーロ高が進展する可能性がある。一方、既に追加利上げが予想されていないことから、追加利上げが示唆されなかった場合は、通貨ユーロへの影響は限定的であろう。

 

ユーロ円(EURJPY)見通し

ユーロ円は、RSIは50超えに転換、MACDラインはシグナルラインを上回っている。8月以降、ユーロ円の値動きが小さくなっているものの、テクニカル面では強気シグナルが点灯している。

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テクニカル面で強気シグナルが点灯している中、ユーロ円の下値余地は限定的と見込む。ECB理事会にて追加利上げが示唆されなかった場合でも、影響は限定的であり、7月28日から8月30日にかけてのユーロ円の値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント23.6%水準157.79円でサポートされることを見込む。一方、ECBが追加利上げを示唆した場合、8月30日高値159.76円への上昇が視野に入る。

ユーロ円(EURJPY)日足チャート

A graph of stock market  Description automatically generated

資料:Trading View

 

ユーロドル(EURUSD)見通し

ユーロドルは、5月31日安値1.064ドルがレジスタンス転換しており、上値が重くなっている。しかしながら、MACDラインは上向きかつ、シグナルラインを上回っており、ユーロドルに強気シグナル(ユーロ高ドル安)を出しており、テクニカル面では中立である。

 

ECB理事会にて、今後の利上げが示唆された場合、ユーロ高が進展しよう。一方、中東情勢が一段と緊迫化した場合、安全資産としての米ドル需要が高まり、ユーロ安が進展する可能性があり、テクニカル面で中立の中、ユーロドルは上下双方に動く展開を想定したい。

 

ECB理事会で追加利上げの可能性が高まった場合、レジスタンスである5月31日安値1.064ドルを上方ブレイクできるかに注目。上方ブレイクに成功した場合、ユーロドルの7月以降の下落トレンド終了の可能性が高まり、5月31日から7月18日にかけてのユーロドルの値動きに基づいたフィボナッチリトレースメント78.6%水準1.078ドルへの上昇が視野に入る。一方、ユーロドルが下落した場合、10月3日安値1.045ドルへでサポートされるかに注目。

ユーロドル(EURUSD)日足チャート

A screen shot of a graph  Description automatically generated

資料:Trading View

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--- DailyFX.com ストラテジスト 木全哲也著

DailyFX はグローバルなFXマーケットに影響を与えるトレンドのテクニカル分析とニュースを提供します。