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FXの注文方法とやり方を画像で解説!成行・指値・逆指値など7種類が分かる【動画付き】

FXの注文方法とやり方を画像で解説!成行・指値・逆指値など7種類が分かる【動画付き】

DailyFXJapan, Research
翻訳者

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※2024年5月27日更新

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FXの注文方法にはさまざまな種類があります。リスクを抑えて勝率を上げていくためには、それぞれの戦略に合った注文方法を使い分けていくことが欠かせません。注文の種類はFX業者によって異なりますが、ほとんどの業者は基本的な注文方法である「成行注文・指値注文・逆指値注文」の3種類を扱っています。基本となるこれら3種類の注文方法を使いこなすことで、より適切にエントリーとエグジットのタイミングが計れるようになります。

また、IFD・OCO・IFD-OCO・トレールなど、その他の注文方法を覚えることによって、状況に合わせた効率のよいトレードが実現します。この記事では、最初に注文方法の基本3種類を画像付きでわかりやすく解説し、応用編へと進んでいきます。

FXでは、状況に応じてどの注文方法を使うべきなのか、トレーダー自身で冷静に判断していくことが大切です。注文方法の選び方や使い分けるコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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【成行・指値・逆指値】FXの注文方法~基本3種類

FXの注文方法で最初に覚えておきたいのが、基本となる3種類です。3種類の注文方法だけでも、FXのエントリーとエグジットが有利に運べるようになります。

初心者が覚えるべきFXの注文方法は以下の3つです。

  • 成行注文(マーケット注文)
  • 指値注文(リミット注文)
  • 逆指値注文(ストップ注文)

それぞれの注文方法の特徴をこれから学んでいきましょう。

成行注文(マーケット注文)

グラフィカル ユーザー インターフェイス が含まれている画像  自動的に生成された説明

成行(なりゆき)注文は最もよく使われている基本的な注文方法で、「マーケット注文」や「ストリーミング注文」とも呼ばれています。成行注文はその名の通り、注文を入れたときの成り行きで「買値」「売値」が即時で決まる仕組みになっています。

つまり、チャートやレートパネルの価格を見て、リアルタイムで「即買い」か「即売り」を行う注文方法なので、すぐにポジションを持ちたいときや今すぐ売りたいときに成行注文を使います。

スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードでは、短い時間で売買するため素早く行動に移す必要があります。注文が決まるまで待つのが惜しいことから、成行注文が使われています。

なお、ワンクリックで成行注文が決まるシステムのことを「ワンクリック注文」「スピード注文」「クイック注文」などと呼んでいます。

成行注文の例

以下の注文画面には、買いと売りの現在の価格が表示されています。

2024-03-18 13_44_01-Window

成行注文で買うということは、表示されている買値に近い金額で買うことを意味し、161.91あたりで注文が決まることになります。これは売りの場合も同じで、成行で売り注文を確定すると、161.90あたりで売りポジションが確定します。

※成行注文であっても、必ず表示された価格で決まるわけではありません。その時々のマーケットの状況によって、注文方法を問わずレートは多少前後してしまいます。このようにレートがずれることを「スリッページ」といいます。

指値、逆指値注文(リミット、ストップ注文)

成行注文の次に初心者が覚えるべき注文方法が、指値(さしね)・逆指値(ぎゃくさしね)注文です。この注文方法は、「買いたい価格」「売りたい価格」を指定する方法で、現在の価格とは異なる価格で売買できるのが特徴です。

価格が動いて指定した価格になると、注文が成立し約定します。指値・逆指値は価格を指定しておけるので、パソコンの前にいなくても取引を実行できるメリットがあります。

通常、指値はエントリーと利益確定を決める方法として使われ、逆指値は反対方向に行った場合の損切り注文として使われています。

指値注文

指値(さしね)注文とは、現在の価格より有利な価格を指定して取引をする注文方法です。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション  自動的に生成された説明
  • 買い注文:「○○円以下まで下がったら買う」など、現在の価格より安くなるのを待ってエントリー(エグジット)したいときに設定
  • 売り注文:「○○円以上に上がったら売り」など、現在の価格より高くなるのを待ってエントリー(エグジット)したいときに設定

以上のように、指値注文はエントリーとエグジットで2つの使い方があります。

1. 指値注文(エントリーのやり方)

1つ目は、エントリー価格を指定する指値注文です。現在の価格より、有利な価格で取引を開始したいときに有効です。

例えば、ユーロ/円が現在161.93で取引されているとします。この後で、いったん161.50まで下落してから上昇すると予想した場合は、161.50で買いの指値注文を出しておきます。

指値注文を入れておくことで、チャートをチェックできなくとも、161.50にユーロ/円が下がったときのトレード機会を逃さずに済みます。

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一方、ユーロ/円が現在161.93の水準で取引されていて、162.93まで上がってから売りで入ろうと考えた場合は、162.93で売りの指値注文を出します。指値注文を利用すれば、現状より有利な価格でポジションを持つことが可能です。

2. 指値注文(決済のやり方)

指値注文は、価格が想定通りに動いたときに利益を確定する方法としても使います。「ここまで価格が上がったら利益確定をしたいが、ずっとチャートを見てるわけにはいかない」というようなときに便利です。

例えば、ユーロ/円を161.93で買った場合、取引で100 pipsの利益が出た時点で決済したい場合は、エントリー価格より100 pips高値、つまり162.93で売りの指値注文を出します。売りから入る場合は、ユーロ/円の現在の価格よりも安値で、買いの指値注文を出します。

チャートで見る指値注文

2024-03-16 01_06_30-Untitled_ _- Paint 3D

指値注文を使うことで、利益確定のタイミングを逃して損失に切り替わるといった状況を回避することが可能です。本業がある忙しいサラリーマンや主婦の方には重宝される注文方法と言えるでしょう。

逆指値(ストップ)注文

折れ線グラフ  低い精度で自動的に生成された説明

逆指値(ぎゃくさしね)注文とは、前述した指値注文とは逆に、損失が出た場合に損切りする価格を指定する注文方法です。

  • 売りポジションでは、上昇した場合に備えて、損切りしたい価格で「買い」の逆指値注文
  • 買いポジションでは、下降した場合に備えて、損切りしたい価格で「売り」の逆指値注文

逆指値注文はリスク管理のテクニックとして、使いこなしたい方法です。

1. 逆指値注文(決済のやり方)

逆指値注文は、主に損切りで使われる注文方法で、想定と逆方向に価格が動いたときに損切決済されるように注文しておくことです。

例えば、ユーロ/円を161.93で買い、損失を-50 pipsに抑えたい場合、エントリー価格から50 pips安値、つまり161.43に損切りの逆指値注文を入れます。

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同様に、ユーロ/円を161.92の売りでエントリーした場合は、エントリー価格より50 pips高値、つまり162.42で損切りの逆指値注文を入れます。

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逆指値注文はリスクマネージメントとして、FXでは欠かせない注文方法です。逆指値注文を活用することで、損失の拡大やロスカットを防ぐ効果があります。特に損切りをためらいがちな初心者は、逆指値注文を習慣づけるようにしましょう。

2. 逆指値注文(エントリーのやり方)

逆指値注文は、エントリーをする際にも使うことができますが、エントリー時に逆指値とは違和感があるかもしれません。

通常は、「○○円まで下がったら買い」「○○円まで上がったら売り」で指値や成行でエントリーします。しかし、状況によっては「○○円まで上がるのを確認してから買い」「○○円まで下がるのを確認してから売り」と判断したいケースもあるわけです。

このように、確実に上か下かにトレンドが形成されてから、トレンドフォローでエントリーする際に逆指値が有効になります。とりわけ、レジスタンスラインやサポートラインのブレイク時に仕掛ける注文としておすすめです。

なぜなら、指値では現状より高い価格で買ったり、現状よりも安い価格で売ったりすることができないからです。

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例えば、ユーロ/円が161.93の水準を超えた後、さらに上昇トレンドが継続すると考えた場合、162.0あたりで逆指値の買い注文を入れます。価格が162.0に達すると、逆指値の買い注文が執行され、注文レートに近い価格で約定します。

一方、ユーロ/円が161.93の水準から下落に向かえば、下降トレンドの可能性が高まると考えた場合、現在よりも安値の161.0あたりで逆指値の売り注文を入れます。価格が161.0に達すると、注文レート前後の価格で約定する仕組みです。

チャートで見る逆指値のエントリー

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上のチャートはドル/円が148.86で、ちょうどレジスタンスラインに触れた状況にあります。ブレイクして上昇トレンドが継続するか、または反転して下降トレンドに転換するかが微妙なところです。そこで、慎重なエントリーを計るために、逆指値でトレンドフォローを狙います。

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  • もし148.90を超えるなら → 「上昇トレンドの可能性が強まるので買い」
  • もし148.10を下回るなら → 「下降トレンドの可能性が強まるので売り」

というように、ブレイク時のトレンドフォローで逆指値注文が役に立つのです。

【関連記事】指値・逆指値の使い方は、「FXの指値・逆指値注文とは?活用方法とメリット」でさらに詳しく知ることができます。

【IFD・OCO・IFD-OCO・トレール】 FXの注文方法~応用編4種類

FXの基本となる3種類の注文方法が理解できたら、応用編として他にも便利な注文方法を学んでおきましょう。ぜひ覚えておきたい、おすすめの注文方法は、以下の4種類です。

  1. IFD注文
  2. OCO注文
  3. IFD-OCO注文
  4. トレール(トレーリングストップ)注文

これらの注文方法は、基本の注文で解説した指値、逆指値注文を組み合わせたものになっています。

1. IFD注文

IFD(IF DONE、イフダン)とは、新規注文と決済注文を同時に出せる注文方法です。

概ね以下のような場面で使われます。

  • 新規注文と利益確定の注文を同時に設定したいとき
  • 新規注文と損切りの注文を同時に設定したいとき

新規+利益確定の場合

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例えば、現在のドル/円の価格が150円である場合、149円になったら買い注文を出し、151円になったら利益確定するという注文を出すことができます。買い注文(新規注文)が約定しなかったときは、利益確定の注文も実行されません。

新規+損切りの場合

グラフ, 折れ線グラフ  自動的に生成された説明

新規+損切りの場合は、現在のドル/円の価格が150円として、149円になったら買い注文、148円で損切り注文を出すことができます。買い注文(新規注文)が約定しなかったときは、損切り注文も実行されない仕組みです。

2. OCO注文

OCO(One Cancel the Other、オーシーオー)注文とは、2つの注文を同時に出し、片方の注文が約定すると、もう一方の注文がキャンセルされるという方法です。

OCO注文は、以下のようなケースで使われます。

  • 価格がどちらに動くかわからない(新規注文)
  • 利益確定と損切りを同時に設定したいとき(決済注文)

新規注文の場合

グラフ, 折れ線グラフ  自動的に生成された説明

例えば、現在ドルの価格が150円とします。149円まで下がったら買い(指値注文)、あるいは151円を次の上昇へのキーポイントと見て、この価格に到達したら買い(逆指値注文)といった使い方ができます。どちらかの注文が約定すると、もう一方の注文はキャンセルされます。

決済注文の場合

グラフ, 折れ線グラフ  自動的に生成された説明

OCO注文は利益確定と損切りの注文を同時に出せるため便利です。例えば、ドル/円の買いポジションを150円で保有している場合、151円になったら売り(利益確定の指値)、反対に149円に下がった場合も売り(損切りの逆指値注文)と使うことができます。

決済のOCO注文を入れておくことで、利益確定と損切りが自動化され、チャートから目を離していても安心です。

3. IFD-OCO注文

IFD-OCO(IFD+OCO、イフダンオーシーオー)注文とは、その名の通りIFD注文とOCO注文を組み合わせたものです。つまり、新規注文1つと決済注文2つを同時に出すことができます。

折れ線グラフ  自動的に生成された説明

例えば、以下のような3つの注文を同時に出すことが可能です。

  • 150円に新規の買い注文(指値注文)
  • 151円に利益確定の決済注文(指値注文)
  • 149円に損切りの決済注文(逆指値注文)

150円の新規の買い注文が約定したときに、2つの決済注文が有効になります。そして、2つの決済注文のうち、どちらかが約定すると取引が終了します(もう一方の決済注文はキャンセルになります)。

IFD-OCO注文を使えば、新規注文から決済注文まで自動で行ってくれます。そのため、トレーダー自身が決めたルールに沿った取引がしやすくなります。一度設定してしまえばチャートから離れることもできるため、本業がある方や忙しい方におすすめの注文方法です。

トレール(トレーリングストップ)注文

トレール(トレーリングストップ)注文の「トレール」とは「追いかける」という意味です。すでに設定している損切りの逆指値注文が、一定の値幅で価格の上昇とともに切り上がっていくという注文方法です。売りポジションの場合は、損切りラインが下降にともなって切り下がっていきます。

ダイアグラム が含まれている画像  自動的に生成された説明

例えば、ドル/円の買いポジションを140円で保有している場合、逆指値注文を139円、値幅(トレール幅)を1円で設定したとします。この場合、相場が151円まで上昇すると、逆指値注文の価格は139円から150円に切り上がります。

また、一度切り上がった逆指値は、相場が下落しても変わりません。利益から損失への反転を防ぎ、リスクを抑えながらトレンドに追従していけるのです。したがって、トレール注文はトレンドが発生したときに利益を伸ばしつつ、損失を限定するためによく使われます。

【関連記事】決済タイミングを計る方法については、「FXは決済タイミングが最重要!3種類の決済戦略をわかりやすく解説!」で詳しく知ることができます。

FXの注文のやり方

FXの注文の仕方は、FX業者によって若干異なりますが、基本的にはどのFX業者でも注文する際の操作の流れは同じです。以下のガイドラインは、主要な取引システム全てに共通します。

  1. 注文画面を開き、「Order(注文)」タブを選択
  2. 取引したい「通貨ペア」を選択
  3. 取引の方向(「Buy(買い)」または「Sell(売り)」)を選択
  4. 取引する通貨量を入力
  5. エントリー(指値、逆指値)で価格を指定。成行は即約定
  6. 逆指値注文または指値注文で利確や損切りを設定
  7. 注文を確定

取引を行うときには、事前に取引システムの操作方法をよく理解しておくことが大切です。そうすることで、取引の利益や損失を管理する際に不要なミスを減らすことができるでしょう。

トレードスタイルに合わせて注文を使い分けよう

FXではさまざまなトレードスタイルがあり、代表的なものは以下の4つです。

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード
  • ポジショントレード(長期トレード)

トレードスタイルやそれぞれの戦略に応じた最適な注文方法を、しっかりと理解しておきましょう。

スキャルピング

スキャルピングでは成行注文が主流です。スキャルピングは、数十秒~数分程度で利益を積み重ねるトレードスタイルだからです。

成行注文はすぐに注文が成立するため、スピードが勝負となるスキャルピングに向いています。スキャルピングは幾多とある取引チャンスの中で、瞬間的に判断することが求められ、取引自体の難易度は高く、中級~上級向けのトレード手法だと言えます。

デイトレード

デイトレードは、副業や本業として毎日収入を得たい方に人気の手法です。付きっきりでトレードができない場合にOCO注文が大変役に立ちます。

デイトレードのポジション保有時間は数十分~数時間、1日の間に取引を終える手法です。エントリーから決済までに時間がかかることも多くなります。そのため、OCO注文で、チャートから目を離しても自動的に決済されるように設定しておけば便利です。

スイングトレード・ポジショントレード

スイングトレードとポジショントレード(長期トレード)では、IFD-OCO注文が最適です。スイングトレードは数日~数週間以上、ポジショントレードは数週間~数年という長い期間の取引になるからです。

長期間の取引では、エントリーや決済のタイミングを長い時間軸で見ていきます。したがって、理想的な価格となるまで待つことが多くなりますが、そこでIFD-OCO注文を使えば、取引の自動化が可能です。細かくチェックしなくても、他のことをしながらゆっくりとチャンスを待つことができます。日頃忙しい方でも、IFD-OCOのスイングトレードやポジショントレードであれば、時間に余裕を持ってじっくり取り組んでいけるでしょう。

FXで実際に注文する際の注意点4つ

初心者は、基本的な注文方法を理解したら、いつでも取引を始めることができます。しかし、実際に取引を始める前に以下の4点に注意しておけば、リスクをぐっと抑えることができます。

  1. デモ取引で注文の手順に慣れておく(操作方法に慣れる)
  2. ドル/円などのメジャー通貨から始める
  3. 少額で取引をする
  4. 必ず損切り注文を入れる

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

1. デモ取引で注文の手順に慣れておく

デモ取引から始める理由は、いざ自分の資金を使うにあたって注文のやり方に慣れておくためです。リアルトレードでは、予想外の価格変動から精神状態が不安定になりがちで、注文レートやロット数、売買の選択を間違えると大変です。プロや上級トレーダーでも間違えることがありますので、初心者は操作ミスがないよう十分に練習してく必要があります。

2. メジャー通貨の取引から始める

メジャー通貨が初心者におすすめなのは、マイナー通貨に比べるとスプレッドが狭めで、流動性が高く比較的に安全だからです。特にドル/円、ユーロ/円など、日本円とのペアは計算も分かりやすいため初心者向けであり、情報も豊富で日本人トレーダーになじみやすいのでおすすめです。

3. 少額で取引をする

初心者が本番でFXトレードを始めるときは、少額から始めることが大切です。操作ミスや負けトレードがあったとしても、大きな痛手にならないからです。

初心者のうちは知識や経験が不足しており、思いがけずロスカットに合うリスクも高くなります。万が一に備える意味で、失っても痛くない金額が好ましいのです。

4. 必ず損切り注文を入れる

初心者の場合は新規注文を入れた後、必ず損切りの逆指値を入れることをおすすめします。なぜなら、実際に損切りが実行できるようになるには、一定以上の経験を要するからです。

「人間は得をした喜びよりも、損をした痛みが2倍大きい」と言われており、損失を受け入れて損切りをすることは大変な作業です。したがって、最初から損切りの逆指値注文で自動化しておくことが重要になります。

【関連記事】FXの損切りを自動で行う注文方法については、「FXの損切りを自動で行う注文方法3選」で詳しく知ることができます。

FXの注文方法に関するよくある質問

ここでは、FXの注文方法に関して疑問に思いがちな項目をまとめておきました。

  1. FXにおける2WAY注文とは、どういう注文方法(パターン)ですか?
  2. FXの注文数量の単位は?

1. FXにおける2WAY注文とは、どういう注文方法(パターン)ですか?

2WAY注文とは、「買い」と「売り」のポジションをワンクリックで注文する機能のことです。成行注文を「買い」と「売り」に同時に入れるようなイメージです。「買い」と「売り」を同時に保有することを両建てと言いますが、両建てを意味する2WAY注文は、リスクが高いため初心者にはおすすめできません。

2. FXの注文数量の単位は?

FXの注文数量とは取引通貨量のことで、Lot(ロット)という単位が使われています。1Lotあたりの取引通貨量は、FX業者ごとに異なるため、あらかじめ確認しておくようにしましょう。例えばIG証券の場合は1Lotが1万通貨になります。

まとめ

FXの注文方法にはさまざまな種類がありますが、「成行、指値、逆指値」の3種類が基本です。「成行」は今すぐ売買したいときに、「指値・逆指値」は計画的にリスク管理をしながらトレードしたいときに活用できます。

まずは、3種類の注文方法を完全に理解しておくことが大切です。そうすることで、「指値」と「逆指値」を基盤とする「IFD」や「OCO」など、その他の注文方法も容易に扱えるようになります。扱える注文方法の種類を増やし、使い分けながら、有利なトレードにつなげていきましょう。

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