原油に投資する方法3選!有効な取引戦略や2つの注意点もプロが解説!
※2024年5月21日更新
原油は世界で最も流動性の高い商品として位置づけられており、取引量が多いことやチャートがわかりやすいことなどから高い人気があります。しかし、原油の取引に興味があるものの、「原油に投資する方法が分からない」「有効な取引戦略を知りたい」「何に注意すればよいのか分からない」といったお悩みをお持ちの方も多いようです。本記事では、原油に投資する方法や有効な戦略、注意点などについて解説していきます。
原油投資が注目される背景
原油は世界経済の動向を映し出す貴重な資産クラスであり、その価格の動向は投資家にとって重要な指標となっています。近年、気候変動への取り組みや再生可能エネルギーへのシフトが進む中で、原油市場もさまざまな変化を遂げていることが注目されています。
一方で、新型コロナウィルスの影響による経済の停滞や、主要産油国間の価格戦争など、原油価格は多くの要因によって大きく揺れ動いています。このような状況下では、投資家は原油市場の動向を見守りつつ、自らの投資戦略に生かすことを求められています。
原油投資は、そのハイリスク・ハイリターンの特性から、投資ポートフォリオの一部として位置づけられています。また、ETFや先物など、原油にはさまざまな投資手段があり、投資家のリスク許容度や資産運用の目的に応じて選ぶことができます。
主な原油の種類
原油は以下の3種類が、世界的に多く取引されています。
- ブレント原油
- WTI原油
- ドバイ原油
このうち、ブレント原油とWTI原油は投資の対象となることが多い原油です。
ブレント原油
ブレント原油とは、英国の北海に位置するブレント油田から採鉱される原油のこと。ブレント原油は世界の原油価格のベンチマークとなっており、取引される石油契約のほぼ3分の2を占めています。粘度が低く硫黄含有率が低いため、ガソリンやジェット燃料など高品質の燃料を作りやすいという性質があります。
WTI原油
WTI原油とは「West Texas Intermediate(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)」の略称で、米国を代表する原油です。生産量が多く、流動性が高いことから世界的に広く取引されています。
WTI原油は、その特性から「軽質・低硫黄」原油とも評され、ガソリンや軽油などの精製品への変換率が高いという特徴があります。そのため、エネルギー需要が多い国々で高い評価を受けています。
また、WTI原油の価格はニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で決まり、世界の原油価格の基準となることも多いです。WTI原油の価格動向は、経済情勢や政治情勢、天候などに左右されるため、投資する際にはこれらの要素をしっかりと把握することが必要です。
ドバイ原油
ドバイ原油とは、中東のアラブ首長国連邦(UAE)の都市であるドバイで生産される重質で硫黄分が多い原油のこと。主にアジアで取引され、アジアにおける価格の基準としてよく使われます。
原油の取引方法3選
原油の取引方法にはいろんなものがあり、通常は原油そのものを直接買うのではなく、原油先物や原油関連のETF(上場投資信託)などを通じて、原油価格の動きに連動した投資を行います。代表的なものは以下の3種類があります。
- CFD
- 先物取引
- ETF
それぞれの特徴を理解し、自分に合った取引方法を選ぶようにしましょう。
CFD
CFDとは、「Contract for Difference」の略であり、日本語では「差金決済取引」と呼ばれています。差金決済取引とは、簡単に言えば差額だけのやり取りが発生する取引のこと。
現物での受け渡しを行わずに、反対売買によって出た金額の差で決済する差金決済取引では、業者にもよりますが株価指数や金、原油、小麦など幅広い資産を取引することが可能です。ただし、現物の受け渡しの無いCFDでは取引金額に応じた証拠金が必要になることには注意してください。
【関連記事】原油以外のCFD銘柄については、以下の記事で知ることができます。
先物取引
先物取引とは、ある商品(原資産)を、将来の決められた日に、取引の時点で決められた価格で売買することを約束する取引のことを言います。先物取引は利益を得るという目的の他にも、価格の変動があるものを一定の値段で買ったり売ったりできることを生かして、価格変動の影響を避けるためによく使われます。
例えば、原油は戦争や減産などによって価格が変動しますが、先物取引で将来の決められた日に今取り決めた価格で原油を買う契約をしておけば、期日が来たときに価格が上がっていても取り決めた価格で原油を買うことが可能です。もちろん、価格が上がると思えば買いから入り、下がると思えば売りから入った後、期日までに予想通りになれば反対売買をして利益を得ることもできます。
先物を購入する場合、トレーダーは取引したい原油のベンチマークに適した取引所を選ぶことが重要。先物に投資するのは大半が機関投資家のため、個人投資家が先物を取引しやすい取引所を選択しなければなりません。
ETF
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略であり、日本語では「上場投資信託」と呼ばれています。ETFは投資信託の一種ですが、一般的な投資信託とは違って取引所に上場しているため、個別株と同じように個人投資家でも証券会社を通じて取引所で売買することができる点が大きな特徴です。
例えば、日経平均株価やS&P500、金、銀、原油、債券など、幅広い資産に投資することが可能。取引所でリアルタイムに売買できることから、株式投資に慣れている方はなじみやすいでしょう。
【関連記事】ETFについては、「ETF(上場投資信託)とは?投資信託との違いをわかりやすく解説」でもっと詳しく知ることができます。
原油に投資する3つのメリット
原油は世界経済の主要なエネルギー源であり、取引の対象としても非常に人気のある商品です。天然に存在する化石燃料であり、精製するとガソリンやディーゼル、潤滑油、ワックスなどの石油化学製品になります。
そして、世界的に需要が高く、取引量も多く、流動性が極めて高いという特徴があるため、原油の取引では、狭いスプレッド、明確なチャートパターン、そして高いボラティリティが見られます。
その他にも、以下のようなメリットがあります。
- 少額から投資できる
- 世界経済の動向を直接的に反映しやすい
- 高いリターンが見込める
1. 少額から投資できる
原油投資の大きな魅力の1つは、少額から始められるという点。特に、ETF(上場投資信託)は手軽に原油に投資できる手段としてよく利用されます。
ETFは株式のように取引所で売買される投資信託の一種であり、投資対象には原油価格に追従する商品価格インデックスも存在します。日経平均やS&P500に連動するインデックスに似ていますが、これにより、大量の原油を直接購入するのではなく、少額から原油投資を始められるのです。
また、原油の先物取引も少額から取り組むことが可能。先物取引は、将来の原油価格を予想し、その価格で取引を約束する方法です。ただし、それぞれの投資方法によりリスクやリターンは異なるため、自分のリスク許容度に合わせて選択することが重要です。
2. 世界経済の動向を直接的に反映しやすい
原油投資の大きなメリットとして、世界経済の動向を直接的に反映しやすい資産である点が挙げられます。全世界で使われるエネルギー源である原油の需要は、経済活動の活発さと密接に関連しています。
例えば、経済が好調であれば、工業生産が増加し、エネルギー需要も増大。その結果、原油価格は上昇する傾向にあります。逆に、経済が不調であれば、エネルギー需要が落ち込み、原油価格も低下します。そのため、経済全体の動向を把握することで、原油投資の戦略を立てやすくなるでしょう。
3. 高いリターンが見込める
適切なタイミングで原油に関連する金融商品を購入・売却することで、大きな利益を獲得できる可能性があります。例えば、経済的な好景気や地政学的なリスクにより原油価格が急激に上昇した際、それを予測して早めに投資をしていれば、大きな利益が見込めるのです。
ただし、価格変動が大きいということは、同時に大きな損失を被るリスクがあります。したがって、高いリターンを狙う場合は、世界の経済・政治動向をしっかりと把握し、それに基づいた慎重な投資判断とリスク管理が必要です。
原油の値動きの要因
原油への投資では、需要と供給に注目することが大切。需要が高まれば価格は上がり、供給が高まれば価格は下がる傾向があります。
経済ニュースやプレスリリースなどの報道、中東の緊張などの地政学的リスクによる価格への影響を理解しておきましょう。
需要要因
需要の要因としては、まず季節性が重要になります。暑い夏は活動量が増え、石油の消費量も多くなり、冬が寒いと暖房のために石油製品を多く消費するようになる傾向があるからです。
また、石油の最大の消費国として名を連ねるのは、一般的に米国や欧州諸国などの先進国ですが、最近では中国や日本などアジア諸国での石油消費が急増しています。そのため、トレーダーは経済状況とともに、これらの国々の需要水準に注目しています。アジア地域で景気が減速した場合、原油価格に影響を与え、需要が減少する可能性があるからです。
供給要因
供給要因としては、世界の主要製油所の停止・メンテナンスの情報がポイントになります。北海のフォーティーズ・パイプラインやテキサス州のポートアーサー製油所などは、原油の供給に大きな影響を与えるため、状況を注視しなければなりません。
特に、中東での戦争は供給不安を招きます。例えば、2011年にリビア内戦が始まったときには、価格が数カ月の間に25%も上昇しました。
また、原油の生産と価格の調整を行うOPEC(石油輸出国機構)の減産や増産も重要です。実際、OPECが世界供給を1.9%削減する決定を発表した2016年当時、原油価格は44ドル/バレルから80ドル/バレルまで上昇しました。
例えば、OPECが減産を決定すれば供給量が減り、原油価格は上昇する一方、生産量が増えれば、価格は下がる傾向があります。OPEC加盟国以外にも、ロシアやカナダなどの原油輸出上位国の動向は把握しておきましょう。
米国の金利動向
米国の金利も原油価格の動向を予想するうえで、とても重要になります。なぜなら、原油の取引き価格は米ドル建てであり、米国の利上げや利下げは経済活動に大きな影響を与えるからです。
原油への投資に有効な戦略と活用例
原油に投資するトレーダーは、自身の戦略にしたがって取引します。一般的にはファンダメンタルズ分析やテクニカル分析など、自身のスタイルに合った取引戦略を駆使しています。
また、それぞれの投資家の取引戦略は異なりますが、リスク管理はレバレッジの効果的な使用やよくある取引のミスの回避など、安定した取引には重要な要素が多く含まれることから理解することは必須です。
原油の取引戦略として押さえておくべき3つの事項と活用例を、以下で解説していきます。
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
- リスク管理
- 取引での活用例
1. ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、国の経済や企業の財務などの基礎的な指標を用いて、為替や株、コモディティなどの将来の値動きを予想する分析手法のことを言います。原油に関しては、OPECや上位の産油国の動向、原油の在庫量などが挙げられます。
【関連記事】ファンダメンタルズ分析については、「ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の違いと有効な組み合わせ方!」でもっと詳しく知ることができます。
2. テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去の値動きをチャートで表し、そこからトレンドやパターンなどを把握することで、今後為替や株、コモディティなどの値動きを予想するものです。FXや株などでテクニカル分析をした経験があれば、それを用いて原油も分析することが可能です。
【関連記事】テクニカル分析については、「テクニカル分析入門|テクニカル分析の基礎知識をプロが解説!」でもっと詳しく知ることができます。
3. リスク管理
リスク管理は、トレーダーが資金を保護するのに必須となる戦略です。なぜなら、相場は多くの場合において予測不可能であり、適切な対策をしない場合には大きな損失をもたらすことがあるためです。
具体的なリスク管理手法には、ポジションサイズを調整する、損切りの逆指値注文を入れる、取引口座全体のリスクを考える、相関するポジションを考慮するなどが挙げられます。
適切なリスク管理と、それに伴うルールは、相場で長く生き残るために役立つはずです。
【関連記事】リスク管理については、「FXのリスク管理手法10選!プロがわかりやすく解説」でもっと詳しく知ることができます。
4. 実際の使用例
トレーダーに求められるのは、原油価格に影響を与えるファンダメンタルズの需給要因を理解したうえで、テクニカル分析を用いて取引を行うことです。そして、テクニカル分析で売買シグナルを確認したら、適切なリスク管理手法を実行します。ここで一例を紹介しましょう。
2017年11月30日、OPECとロシアが原油の減産延長に合意し、その結果、供給量の減少につながりました。この出来事は、トレーダーがマーケットの買いシグナルを特定するために必要なファンダメンタルズ分析の1つです。
次に、テクニカル分析を用いたチャートの分析です。トレーダーはさまざまなテクニカル指標やチャートパターンを使って、マーケットに参入するためのシグナルを探します。たくさんのテクニカル指標を使う必要はなく、十分に理解しているものを1つ活用しましょう。
上記のチャートでは、買いシグナルを探すための代表的なテクニカル指標として、RSI(相対力指数)が使用されています。RSIが売られ過ぎの領域から戻ってきたら(緑色の円)、トレーダーは買いのシグナルと判断します。
このテクニカル分析がOPECとロシアの減産というファンダメンタルズ分析と一致していることから、トレーダーは取引を実行し、妥当な損切りと利益確定を設定できます。また、リスクを管理するために、トレーダーは直近の高値での利食い、直近の安値での損切りの設定を検討します。
この例では、リスクとリターンの比率は大きなプラスです。DailyFXでは、さまざまなマーケットで数百万件の実際の取引を調査し、リスクとリターンの比率の高さが安定した取引の重要な要素であることを発見しました。加えて、オープンしている全ての取引におけるリスクを、資本の5%未満に抑えることを推奨しています。
【参考】原油の取引においてマーケットで優位なポジションを築くために、原油相場の四半期見通しをご活用ください。
原油投資の2つの注意点
原油への投資にはいろんな魅力がありますが、投資をするのであれば理解しておきたい注意点もあります。
- 政治や経済の影響を強く受けやすい
- 長期投資には向かない可能性がある
リスクを避けるために、注意点をしっかりと学んでおきましょう。
1. 政治や経済の影響を強く受けやすい
原油価格には、政治や経済の影響を強く受けやすいという特徴があります。産油国の政情不安や戦争、自然災害などが原油の供給量に影響を及ぼし、それが原油価格の変動につながるからです。例えば、産油国で大規模なストライキやテロが発生し、原油生産が停滞した場合、その供給不足が世界的な原油価格の上昇を引き起こします。
また、世界経済の動向も大きな影響力を持っています。具体的には、世界の経済が好調なときはエネルギー需要が増加し、その結果、原油価格が上昇します。逆に、世界経済が不振な時期はエネルギー需要が減少し、原油価格が下落します。
したがって、投資家は常に政治・経済情勢を注視し、その動向から原油価格の変動を予測するスキルが求められるのです。
2. 長期投資には向かない可能性がある
原油価格は長期的な視点で見ると、さまざまな要素によって大きく変動する可能性があります。その1つが地政学的リスク。産油国の政情不安や戦争、テロなどが発生すると、原油供給に影響を及ぼし、価格を大きく揺さぶることがあります。
また、エネルギー政策の変化も影響を及ぼします。再生可能エネルギーへのシフトが進む中、原油への依存度が下がる可能性があるのです。これらの要素は、長期的な投資戦略においては予測が困難であり、投資リスクを増大させるかもしれません。
原油投資の上級者向けアドバイス
ここでは、トレーダーの中でも上級者が取引する際のヒントを紹介します。
経験豊富なトレーダーは、例えば、将来の需要を予測するためにフォワードカーブ(先物曲線)や、現在のマーケットの動きを理解するためにCFTC(米商品先物取引委員会)のサイトで投機筋のポジションを確認することなどを検討してみましょう。
フォワードカーブ(先物曲線)
フォワードカーブの形状は、商品のヘッジ筋や投機家にとって重要です。そのため、投資家がカーブを分析する際には、マーケットがコンタンゴかバックワーデーションかを確認してください。
コンタンゴ
コンタンゴとは、投資家が将来のある時点で、実際の予想価格よりも高い金額で商品を購入しようとするため、商品の先物価格が予想スポット価格を上回っている状態を指します。
原油は典型的に保管コストが大きい商品であり、保管コスト込みで先物取引の価格が決定されることから、通常は期間が先になるほど値段が高くなります。
バックワーデーション
バックワーデーションはコンタンゴの逆で、ある商品のスポット価格が先物価格を上回っている状態を指します。通常、強気な構造を示します。保管コストがかさむ商品である原油で、このような状態になることは異常事態です。
例えば、戦争や災害で産油国からの輸出が減少した際などに起こることがあります。平常のコンタンゴがどのような傾斜をしているかについて知識があれば、バックワーデーションが起きたときにノーマルな状態に戻ることを予想した取引戦略を立てることが可能です。
CFTC/投機筋のポジション
原油先物の取引では、CFTC(米商品先物取引委員会)が公表しているデータが重要です。相場を動かすヘッジファンドなどの投機筋に関連する情報が提供されるため、原油価格の方向性を把握するのに有効な手段となります。
CFTCの投機筋(Managed Money)のネットポジションの動きは、通常、原油価格の動きに先行します。CFTCの公式サイトでは、原油の他にも、為替などさまざまな情報を確認することが可能です。
【関連記事】CFTCはレポートも発行しています。詳しくは「COTレポートとは?どこで見られる?FXでの活用方法をプロが解説!」で知ることができます。
SNS
SNSはアイデアを共有したり、情報を伝達したり、速報を受け取ったりするためのプラットフォームとして年々その有用性を増しています。原油市場においては、トレーダーや業界リーダーがOrganisation of Oil Traders on Twitter(原油トレーダーツイッター機構)の略である「#OOTT」を使用し、マーケットに関連するニュースや重要なレポートを速報で提供しています。他のニュース機関が提供していない情報を入手できることがあるので、SNSの活用もおすすめです。
原油の投資家が把握すべき主要な経済指標
毎週更新される米国の原油在庫量は、原油のトレーダーにとって非常に重要なデータであり、ボラティリティの発生につながることもあります。在庫統計は原油需要の重要なバロメーターで、例えば、週間在庫が増加している場合は原油の需要が低下していることを示唆し、逆に在庫が減少している場合は原油の需要が供給を上回っていることを示唆します。
押さえておくべき主要な経済指標は以下の2つです。
- API(米国石油協会)
- DOE(米国エネルギー省)/EIA(エネルギー情報局)
1. API(米国石油協会)
APIが毎週作成している統計レポートでは、製油所総生産量の80%以上を占める最重要の石油製品に焦点を当てており、原油在庫も含んでいます。このデータは通常、日本時間5時30分(冬時間は6時30分)に発表されます。
2. DOE(米国エネルギー省)/EIA(エネルギー情報局)
DOEの組織の一部であるEIAのレポートでは、APIのレポートと同様に、石油の供給と原油および精製品の在庫水準に関する情報を提供しています。このデータは、水曜日の日本時間23時30分(冬時間は24時30分)に発表されます。
まとめ
原油価格は、世界経済の動向を直接的に反映しやすいという特徴があります。そのため、多角的な投資ポートフォリオの構築に利用されることも珍しくありません。また、適切な取引戦略を用いれば高リターンを得られる可能性もあります。
戦略の一例として、まずは経済の動向を理解することが大切です。特に、エネルギー需要の増減や、原油産出国の政治情勢などに注目すると良いでしょう。
次に、自己のリスク許容度を確認します。原油投資は価格変動が激しいため、リスク管理が欠かせません。
さらに、分散投資を取り入れることもおすすめします。原油だけでなく、他の資産クラスと組み合わせることでリスクを分散させ、より安定したリターンを目指すことができます。
これらを組み合わせることで、原油投資のポテンシャルを最大限に引き出す投資戦略を構築できるはずです。
【関連記事】原油の投資についてもっと詳しく知るには、以下の記事が役に立ちます。
- 原油とは何か?原油トレードの基礎知識と手法のヒントをプロが解説!:初心者向けの記事です。原油の歴史や原油マーケットの主要プレイヤー、原油に関する基礎知識を学べます。
- 原油のトレードにおける手法とヒントをプロが公開!:中級者・上級者向けの記事です。原油投資のファンダメンタルズ分析、WTI日足チャート、CCIインジケーター、リスク回避など、より詳しく原油の投資を知りたい方におすすめです!
トレードのスキルアップに役立つ、DailyFXの学習コンテンツや無料トレードガイドをぜひご利用ください。
トレードの基礎知識
コモディティ取引の基本
デイリーFXでは、300以上の学習コンテンツを公開中!
最新レポートや経済指標など、トレードに役立つ最新情報をX(旧Twitter)でも配信中。@DailyFXJapanをフォロー!