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テスラ株、気もそぞろ:マスク氏への巨額報酬パッケージの株主投票迫る

テスラ株、気もそぞろ:マスク氏への巨額報酬パッケージの株主投票迫る

アクセル・ルドルフ, IGシニア・マーケット・アナリスト
原著者
居林有里, 翻訳・編集主幹
翻訳者

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このページの内容

※2024年6月12日13時56分更新

マスク氏への巨額な報酬パッケージの株主投票が13日に迫っている。機関投資家は賛否両論、個人投資家は賛成票を投じる可能性が高いが、投票率は十分だろうか? 「株主投票」でテスラ株(TSLA)をどう取引きする?

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機関投資家の賛否両論、個人投資家は賛成の可能性高いが、投票率は十分?

テスラは6月13日に開催される重要な年次株主総会を前に、物議を醸しているイーロン・マスク氏への560億ドルの報酬パッケージについて、多くの個人投資家からの支持を求めている。2018年に策定され、大半の株主が賛成していたこの報酬の取り決めは、今年に入って米衡平法裁判所が無効とする判断を示した。テスラは投資家に対し、賛成姿勢の再確認を要請している。報酬パッケージに関する投票は、マスク氏のリーダーシップに対する「国民投票」と見られている。

大手機関投資家の意見は割れている。米国成長株式ファンドであるティー・ロウ・プライスのように、株主利益に合致するとして支持する者もいる。しかし、米最大の公的年金基金カルパースのように、テスラの業績を考えると報酬は過大だと言う者もいる。

テスラ株の非常に高い保有比率を占める個人投資家は、一般的にこのような状況では経営陣を支持する。しかし、彼らはわざわざ投票しない傾向もある。個人投資家に実際に投票をしてもらうことが、報酬容認の大きな決め手となっている。

6月13日の株主総会では、テスラの法人登記をテキサス州に移転する提案と、マスク氏の弟を含む2人の取締役の再任も取り上げられる。とはいえ、報酬パッケージに対する投票が最大の焦点だ。マスク氏はこれまでに90%の個人投資家から支持を得ていると主張しており、前述の通り、これは典型的な反応である。それでも、個人株主の支持を得ることがテスラの最大の課題であることに変わりはない。

可決なら株価上昇、否決なら下落へ

イーロン・マスク氏への560億ドルの報酬パッケージに対する投票が可決されれば、投資家がマスク氏のリーダーシップを支持することを示すため、テスラ株は少なくとも短期的にはポジティブな反応を示すはずだ。

一方、否決された場合は、テスラ株は下落する可能性が高く、一部のファンドマネジャーは5%下落する可能性があると指摘している。

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テスラ株価 テクニカル分析

テスラの株価は、2023年7月の高値299.29ドルから4月の安値138.80ドルまで急降下した後、予想を上回る決算を受けて4月後半の高値198.87ドルまで約40%急反発した。だが、その後再び下降し、170.00ドル近辺まで値を下げた。

テスラ株価 週足チャート

資料:TradingView

過去1カ月間、テスラの株価は以前に何度かサポートとして機能した55日単純移動平均線(現在173.78ドル)を上回る水準でのレンジ取引が続いている。

日足チャートで5月10日の安値167.75ドルを終値で下抜けた場合、3月と4月初旬の安値160.51ドルを再び試す可能性がある。

テスラ株価 日足チャート

資料:TradingView

逆に、5月21日の高値186.88ドルを上抜けた場合は、4月下旬の高値198.87ドルだけでなく、2月の高値205.60ドルも再び視野に入ろう。さらなる上方には200日単純移動平均線があり、こちらも上値目標として意識されるだろう。

アナリスト評価は「買い」と「ホールド」の間

LSEGデータ&アナリティクスによると、テスラに対するアナリストのコンセンサス評価は「買い」と「ホールド」の間となっている。「強い買い」が7名、「買い」が13名、「ホールド」が20名、「売り」が6名、「強い売り」が4名となっている(2024年6月11日現在)。

資料:LSEGデータ&アナリティクス

サムネイル画像:sheilaf2002 - stock.adobe.com

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