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FXでありがちな8つの失敗例と対策方法をプロが解説【動画付き】

FXでありがちな8つの失敗例と対策方法をプロが解説【動画付き】

DailyFXJapan, Research
翻訳者

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本記事では、初心者トレーダーだけでなく、経験豊富なトレーダーにもあてはまるFXにおける失敗について解説していきます。FXは必ず勝てるものではなく、失敗がつきものです。事前にFXトレーダーがどのような失敗に陥りやすいのかを知っておくことは、失敗に遭わないための対策として非常に有効なのです。

また、この記事では、失敗に万が一陥ってしまった際に、トレーダーが取るべき対策方法についても解説していきます。FXで長期的に成功するためには、失敗に陥った際に1つずつその失敗を修正していくことが重要です。

したがって、対策方法をしっかりと覚えて、スピーディーに対応できるようになると、いち早くトレードで成功できるようになります。

FXの失敗例1 – トレードプランがない

事前にトレードプラン、つまり取引に関するルールを立てないトレーダーは、FXで失敗してしまう傾向にあります。トレードプランを立てないと、手探り状態のまま勘に頼ったトレードをするしかないのです。

勘に頼ったトレードを続けると、いつかは感情的な取引をすることになります。例えば、損切りができない心理状況に陥り、最悪ロスカットになるような事態もあり得るのです。

対策方法:取引前にトレードプランを立てる

取引をする前に、必ずトレードプランを立てるようにしましょう。トレードプランと言っても様々ですが、「価格が○○円になったら損切りをする」というような、資金管理に関する具体的な計画を立てることが特に大切です。

そして、取引前に立てたプランは、その取引が終了するまで必ず守るようにしましょう。

FXの失敗例2 – リスク管理が不十分

リスク管理が不十分だと、どれだけトレードプランを立てて取引をしても、長期的にはいつかは失敗してしまいます。

トレードプランとは、長期的なスパンで勝つための取引戦略のことです。

せっかくトレードプランを決めていたとしても、1回のトレードで許容できない損失を抱えてしまうと、取引を長く続けられず、トレードプランの期待値を発揮できません。

また、そのような大きな損失は、トレードに対する恐怖や不安を引き起こす可能性が高いのです。恐怖や不安のような感情に惑わされたままトレードを続けると、負の連鎖に陥る原因となってしまいます。

対策方法:1回のトレードの損失を決める

1回のトレードで失ってもよいと思える損失額を取引開始前に決めておきましょう。

損失額の目安として、「2%ルール」というものがあります。2%ルールとは、1回のトレードの損失額を投資資金の2%に設定するというルールです。

FX初心者のトレーダーは、まずは証拠金額の2%を目安に損切り額を決めてください。そして、損切り額を決定したら、ストップ注文を設定するようにしましょう。ストップ注文を取引ごとに設定しておけば、許容できる以上の損失を被る確率が限りなく低くなり、長期に渡りトレードプランの期待値を最大限発揮できます。

ストップ注文を活用する際は、価格が不利な方向へ変動したからといって、一度設定した水準を変えないことです。また、同時に複数のポジションを保有している場合は、全てのポジション込みで2%以内に損失額を設定しましょう。

FXの失敗例3 – リスクリワードレシオの低い取引をしている

FXで失敗している人は、リスクリワードレシオの低い取引を続けていることがよくあります。

リスクリワードレシオとは、損切り額(リスク)と利益額(リワード)の割合です。

たとえば、リスクリワードレシオが1以下ということは、利益額よりも損切り額が高いということになります。

リスクリワードレシオが低い取引を続けると、コツコツドカンに陥る可能性が高く、長期的に失敗する傾向にあります。

対策方法:リスクリワードレシオ2以上の取引を意識する

FXで失敗しないためには、リスクリワードレシオ「2」以上の取引をすることを意識しましょう。リスクリワードレシオ「2」以上の取引であれば、コツコツドカンは発生しません。

あくまでリスクリワードレシオ「2」というのは目安なので、それ以上の期待値を狙うとそれだけ失敗する確率が低くなります。

ただし、あまりにも高いリスクリワードレシオを求めると、勝率が低くなってしまうので注意が必要です。勝率を50%前後でキープできるようなリスクリワードレシオを求めて取引を続けることができると、FXで成功する確率を格段に高められるでしょう。

FXの失敗例4 – 資金不足でハイレバレッジを利用してしまう

資金が不足しているにも関わらず、FXを始めてしまうトレーダーも失敗に陥る傾向にあります。FXでは、国内だと最大25倍、海外だと最大数千倍のレバレッジを活用できます。したがって、少額から始めても大丈夫だと思われがちですが、実情は異なります。

確かにハイレバレッジを使えば少額からでも大きな利益を狙えますが、ハイレバレッジを活用したトレードで勝ち続けるのは容易ではありません。なぜなら、ハイレバレッジを活用すると、少しの値動きでロスカットされてしまう可能性が高いので、絶妙なタイミングでエントリーをしなければならないのです。

対策方法:余剰資金でFXを始める

自分自身の資産状況を把握し、失っても問題のない資金だけを使ってFXを始めることが大切です。余剰資金でFX取引をすれば、万が一連続で損切りとなってしまうことがあったとしても、一時的に休んで立て直すなどの対策が可能になります。

また、余剰資金で取引を行うと、リスクと不確実性によって引き起こされるストレスを軽減することにもつながります。ストレスを軽減することは、トレードプランを守り続けるためにも大切なのです。

ハイレバレッジを活用するとしても、余剰資金を複数の小口に分けて、高いリスクにさらすのはその一部だけにしましょう。

FXの失敗例5 – 短期間に過剰な回数トレードをする

短期間に過剰な回数ポジションを保有してしまう、つまり「ポジポジ病」に陥るトレーダーも危険です。

トレードで成功するためには、トレードプランに沿った質の高いトレードを続けることが鍵です。取引チャンスを逃していないか不安になり、その焦りからポジポジ病に陥ると、計画にない低品質なトレードを行ってしまう確率が高まります。

プランにないトレードを一度することによって、許容できる以上の損失を抱えてしまったり、心理状況が乱されたりしてしまう可能性があるのです。

対策方法:トレード回数を絞る

ポジポジ病に陥るのを防ぐためにも、トレード回数を絞るようにしましょう。

トレード回数を絞る方法は様々ですが、まずはじっくりと考えて編み出したトレードプランに沿った取引のみを行うのが一番です。

トレードプランに基づいた取引をするためには、チェックリストを利用することがオススメです。トレードにエントリーする理由やリスク条件など、自身のトレードプランを反映させたチェックリストを用意して、取引前に必ずチェック項目を満たしているかを確認するというものです。

また、取引する通貨ペアを絞るのも1つの手です。FXでは様々な通貨ペアを取引できますが、複数の通貨ペアに手を出すのではなく、1~3つ程度の通貨ペアに絞ることで、通貨の癖を見極めるのにも役立ちます。

FX初心者におすすめする通貨ペアは、米ドル/円ユーロ/米ドル英ポンド/米ドルなどのメジャー通貨ペアです。

常にポジションを保有するのではなく、トレードプランに沿った取引を続けることが、FXでの成功に繋がるということを忘れないようにしましょう。

FXの失敗例6 – トレードを複雑化しすぎる

FXでは様々なインジケーターや取引補助ツールを活用して相場状況を判断することができますが、たくさんの取引ツールを活用すれば勝率が高まるわけではありません。逆に、取引ツールが多岐に渡り判断材料が多くなってしまうと、エントリー時に迷う原因にもなり、取引判断が遅れることにもなりかねないのです。

特に、短期トレードにおいてテクニカル分析を重視するトレーダーは、このような失敗に陥る可能性が高いので注意しなければなりません。

対策方法:シンプルなトレードを行う

FXでトレードを行ったり、トレードプランを立てたりする際は、できるだけシンプルに行うことを意識しましょう。具体的には、インジケーターやサポートライン・レジスタンスラインなどの取引補助ツールを使う際は、1つか2つ、多くても3つまでに絞って活用するのがよさそうです。

使うツールを絞ると、そのツールの癖やどのような場面で効果が出やすいのかを見極められるようになるというメリットもあります。

また、それぞれのツールの相乗効果も意識するようにしましょう。同じような機能を持つツールを組み合わせても効果が薄いので、各ツールの役割を理解して、しっかりと使いこなすことが大切です。

FXをする際には、「K.I.S.S. Keep It Simple Stupid(できるだけ簡単にせよ)」の原則を覚えておきましょう。

FXの失敗例7 – 情報に流されてしまう

近年、SNSやウェブサイトでFX関連の情報に簡単にアクセスできるようになりました。このような情報はFXをしていく上で非常に役立ちますが、情報に流されて、根拠もない情報に乗っ取った取引をするのは失敗の原因となります。

特に、「必ず勝てる」、「絶対に今買うべき」、などといった過度な誇張を含む情報は信頼性に欠けるので、注意が必要です。

対策方法:情報は選んで利用する

SNSやウェブサイト上にある情報は必ずしも正しいとは限らないので、しっかりと選んだうえでトレードに利用するようにしましょう。情報の選び方が分からないという方は、自身のトレードプランを軸にして、情報を補助的なツールのように利用するとうまく情報を活用できるようになります。

いずれにしても、100%勝てる手法というものはないので、誇大広告を展開しているような場合はまずは疑うようにしてください。

FXの失敗例8 – プロセスではなく結果に固執する

多くのトレーダーが、「勝った」「負けた」のトレードの結果に固執してしまいがちです。結果に固執してしまうと、なぜうまくいったのか、何がうまくいかなかったのか、といった理由に目がいかなくなってしまいます。

トレードのプロセスを振り返らないと改善点が分からず、長期的には失敗の確率が高まるのです。

対策方法:トレードのプロセスを定期的に見直す

長期間に渡りFXで成功するためには、日々自身が行ったトレードのプロセスを見直すことが大切です。うまくいった理由、あるいはうまくいかなかった理由を探り、その分析結果をトレードプランの改善に活かすことで、トレードの質をさらに高められます。

また、トレードでは、常に自分自身の状況を把握し、道を踏み外した場合は軌道修正することも重要です。自身のトレードを後で見返すことができるように、日々のトレード結果を記録として残しておくようにしましょう。

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