銀価格には引き続き下落圧力がかかっているが、なんとか踏みとどまっている。アルミニウム価格はサポートを上回る水準を目指している。
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銀価格に引き続き圧力
銀スポット価格は5月の高値32.51ドルからの下降が続いている。中国人民銀行（中央銀行）が5月に金保有量の積み増しを停止したため金価格は先週100ドル下落。急落した金相場同様、売り圧力がかかっているようにみえるが、どうにか持ち堪えている。銀スポット価格については、下降チャネルの下限ライン、55日単純移動平均線（SMA）、2月から6月にかけての上昇トレンドラインが位置する28.69―28.45ドルが引き続き注目される。このエリアに到達すれば、少なくとも短期的にはサポートとして機能する可能性が高い。
12日の高値29.59ドルと5月下旬の安値30.04ドルを上回れば、反発に弾みがつくだろう。
銀スポット価格 日足チャート
資料：ProRealTime
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アルミ価格、一段階上をめざす展開
2年ぶりの高値2,792から下落したアルミニウム価格は、3月から6月にかけての上昇トレンドラインから2日連続で反発しており、5月の安値2,509付近から一段階上の水準を目指そうとしている。
5月の安値2,509が下支えとなる限り、5月23日の安値2,587に向けて反発する可能性がある。一方、2,509を割り込むと、昨年12月の高値2,398が視野に入ってくる。
アルミニウム価格 日足チャート
資料：ProRealTime
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