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FX4時間足のトレードプラン完全版!手法からメリット・デメリットまでプロが解説

FX4時間足のトレードプラン完全版!手法からメリット・デメリットまでプロが解説

DailyFXJapan, Research

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このページの内容

4時間足FXトレーダーの重要なポイント

  • 週に4時間割くだけで、十分に練られたトレードプランを実現できます
  • 24時間取引したいFXトレーダーにとって、理想的なチャートは4時間足チャートです
  • 今日から実践できるプライスアクションをベースにしたトレードプランの概要をご紹介します

ある日突然、世界はとても小さくなり、人々の生活はかつてないほど多忙でせわしないものとなりました。

インターネットは人類に多くの恩恵をもたらしますが、タイムマネジメントはそうした恩恵とは無縁のものです。そして、閲覧回数、視聴者数、観客動員数をめぐる競争が過熱し続ける世の中で、ゆっくりと着実なアプローチに目が向けられることはほとんどありません。

その一方で、トレーダーにとっては多くの場合、このような「ゆっくり、着実に、一貫したアプローチ」こそが、マーケットで取引をおこなう際の最善策になります。

ところで、トレーダーとしてこのようなアプローチを採用することと、新米投資家として経験則からこうしたアプローチにたどり着くことは、まったく意味が異なります。この記事では、トレーダーが毎週4時間以内でできる4時間足チャートを使ったトレードプラン完全版の概要をご紹介いたします。さらに、このアプローチは長期的な値動きやスイングトレードに重点を置いたアプローチでもあります。

また、日中の仕事等で、取引に費やす時間に制限があるトレーダーにとって、このアプローチはさまざまなメリットをもたらします。

4時間足FXトレーダーをおすすめする理由

4時間足チャートには、外国為替市場で特別な役割があります。

多くの株式市場は、一日当たりの取引時間が8~9時間であるため、4時間足チャートの重要性は低いかもしれません。結局のところ、4時間足チャートで表示されるローソク足の数は、一回の取引セッションで2本だけなので、日足チャートを見ても変わらないわけです。

その一方で、外国為替市場では、4時間の時間軸が特別な意味を持ちます。マーケットは閉まることがなく、トレーダーは文字通り世界を相手に取引しているからです。4時間足は、各地域の取引時間の半分を表します。そして、それぞれが著しく異なる動きを見せることがあるため、この時間軸が投資機会の発見に繋がります。

4時間足の確定時間(終値)に注目しよう

テキスト, QR コード  自動的に生成された説明

出所:DailyFXの「FXの取引時間帯による値動きのクセをわかりやすく解説!

この4時間足チャートの値動きや相場の乱高下を利用して、マーケットの分析や、投資チャンスを見出すことができます。

4時間足の確定時間(終値)に注目し、ニューヨーク時間を使って「金融時間」を定義すると、ローソク足の終値の時間は、午前と午後の5時、9時、1時(米国東部標準時)となります。これが、中部標準時なら午前と午後の4時、8時、12時、そして、太平洋標準時なら午前と午後の2時、6時、10時となります。

なお、IG証券の取引ツールでは、以下の時間(日本時間)に4時間足が確定します。

  • 0時
  • 4時
  • 8時
  • 12時
  • 16時
  • 20時
  • 24時

この時間帯のおかげで、多忙なトレーダーでもモバイルアプリの機能を使ってローソクの終値を適宜分析することができます。

例えば、4時間足が表示された直後の10分間を、取引の構築や設定、さらには、リスク管理のために使うことができます。

そして、一日に形成される4時間足は6本ですが、このうち4本が形成される時間帯に起きていれば、一日当たりに必要なチャート分析の時間は約40分ということになります。そして、もし時間的に可能なら、日中の取引終了時刻あるいはその前後に、さらに10~15分をチャートの分析に充てることもできます。

これを総括すると、チャート分析に必要な時間は、1日当たり40~50分、1週間で合計200~250分(240分で4時間)です。

4時間足と日足はどちらがよい?

スイングトレードでは4時間足と並んで、日足もよく使われます。4時間足と日足のメリットやデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

4時間足と日足を比較すると、以下の表のようになります。

4時間足日足
メリット
  • 1日6本のローソク足が形成されるため、取引のチャンスが多い
  • 細かい値動きを利益にできる
  • 1日1回のチェックで済むため、日々の生活に与えるストレスが小さい
  • 値動きにノイズが少ない
デメリット
  • チャートをチェックする回数が多くなる
  • 値動きにノイズが多い
  • 1日1本しかローソク足が形成されないため、取引のチャンスが少ない
  • 細かい値動きには対応できない

どちらの時間足を選ぶかは、取引のスタイルや目標に応じて異なりますが、初心者トレーダーが経験を積むには、より取引の回数が多くなる4時間足がおすすめです。

プライスアクションを使えば、FXのトレンドを簡単に見極められる

チャート上のプライスアクションを使って、簡単にマーケットのトレンドを分析することができます。上昇トレンドの場合は高値と安値の切り上げを、下降トレンドの場合は高値と安値の切り下げを判断できます。

4時間足のトレンドを見極めて取引しよう

ダイアグラム  自動的に生成された説明

プライスアクション入門」では、テクニカル指標を一切使用せずに、過去の値動きのみを活用して、マーケットのトレンドを分析するアプローチをご紹介しています。

取引では、売りや買いのタイミングを示すトレンドの方向を見極めようとするものです。ところで、トレンドの方向を見極めて、そのトレンドが継続するという「思い」だけで、売り・買いのタイミングを判断するので十分でしょうか?答えはノーです。プライスアクションを駆使すれば、売り・買いポジションの適切なエントリーポイントを探ることができます。

プライスアクションを駆使してトレンド方向から「安く買って高く売る」

チャート上に強いトレンドが出現したら、プライスアクションを参考に、ポジションのエントリーに最適な「トリガー(引き金)」ポイントを探りながら、投資戦略を練ります。つまり、トレンドフォローで取引をするための準備をしていくということです。

繰り返しますが、価格が安いときや相場がサポートラインに近いときは、トレンドの方向は買いを示しています。そして、このサポートラインを見極める方法については、こちらの記事をご覧ください。

4時間足のエントリータイミングを見極める

ホワイトボード  自動的に生成された説明

また、ローソク足が形成する安値や高値、あるいはその付近のプライスアクションを分析すれば、ポジションのエントリーに最適なポイントを見極める確証を得ることができます。

4時間足のトリガーポイントを見極める

image4.png

出所:DailyFXのローソク足のトンカチ・逆ハンマーとは?トンカチを使った2つのトレード手法を解説

4時間足の手法に合うシンプルなテクニカル指標2選

テクニカル指標は複雑だからといって有効とは限らず、初心者の方でも使いやすいシンプルなもので勝てるようになったトレーダーも少なくありません。4時間足を使うFXの取引と合うシンプルなテクニカル指標は、以下の2種類です。

  1. 移動平均線
  2. ボリンジャーバンド

前述したように、4時間足のトレンドやエントリーポイント、トリガーポイントは、プライスアクションで判断することができます。とはいえ、テクニカル指標のサインと一致すれば、さらなる勝率アップを狙うことが可能です。

移動平均線

image5.png

出所:IG証券

移動平均線とは、ある一定期間の価格から平均値を計算し、折れ線グラフで表したものです。最も一般的なテクニカル指標であり、主に相場のトレンドやエントリータイミングを判断するために使用されます。

移動平均線では長期線と短期線の動きで、トレンドの発生やエントリータイミングを判断されることが多いです。例えば、短期線が長期線を下から上に抜ける「ゴールデンクロス」では、上昇トレンドの発生や買いでエントリーをする際のサインになります。一方、短期線が長期線を上から下に抜ける「デッドクロス」は、下降トレンドの発生や売りエントリーをする際のサインとしてよく使われます。

そのため、プライスアクションに加えて、移動平均線をトレンドの判断やエントリータイミング、トリガータイミングの根拠として使うとよいでしょう。

4時間足でよく使われる移動平均線の期間設定

移動平均線の「期間」とは、「指定したローソク足の本数」のことです。例えば、期間設定で「5」と入力すると、ローソク足5本が平均されることになります。

4時間足でよく使われる移動平均線の期間設定は、以下の通りです。

短期移動平均線5、15、20、25
中期移動平均線50、75
長期移動平均線100、200

上の表にある期間設定は、1時間足や15分足などの日足以下の時間足でもよく使われる数値であるため、4時間足以外での取引の際に使うのもよいでしょう。つまり、スイングトレードのようなのんびりした取引から、スキャルピングのような短期売買まで活用できる数値であるということです。

また、FXの移動平均線の期間設定は、様々なトレーダーが色々な意見を出していますが、初心者の方の場合は見当が付かないと思います。そのため、まずはよく使われる数値の中から、自分に合う組み合わせを探すのがおすすめです。

ボリンジャーバンド

image6.png

ボリンジャーバンドは、移動平均線とその標準偏差で構成されており、移動平均を表す真ん中の線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えたテクニカル指標です。「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用して作られています。

収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて順張りと逆張り両方の取引に利用することができますが、特に逆張りで使われることが多いです。簡単に言えば、高値側の標準偏差ラインにローソク足が近付けば売り、安値側の標準偏差ラインにローソク足が近付けば買いといったような使われ方です。

4時間足はトレンドフォローで取引するのがおすすめのため、あくまでトレンドの方向にのみ、高値側の標準偏差ラインにローソク足が近付けば高値、安値側の標準偏差ラインにローソク足が近付けば安値と判断し、「安く買って高く売る」または「高く売って安く買い戻す」という形で取引に利用するとよいでしょう。プライスアクションに組み合わせれば、エントリーポイントやトリガーポイントの根拠の一つとして活用できるはずです。

逆指値注文と指値注文を組み込み、良好なリスクリワード比率を実現する

リスクとリターンの比率がDailyFXでよく触れられているのは、それが重要だからです。

プライスアクションを解説する際に重要な前提の一つは、将来の価格は予測不可能であり、そのため、「聖杯(万能な宝物の象徴)」や「負けない」戦略というものは存在しないということです。

取引に逆指値注文と指値注文を組み込めば、後悔することになるようなお決まりのトレードスタイルに終止符を打つことができます。また、リスクリワード比率が一段と良好になり、FXトレーダーがよく犯すミスを、最も効果的に回避することができます。

4時間足のポジション管理

チャート上に4時間足が表示される毎に分析していれば、売り・買いポジションの管理も同時におこなっていることになります。

4時間足の終値は、損切ポイントの調整に活用したり、新たなポジションをエントリーするトリガーポイントを探りながら利益を得たりするのに役立てることができます。

より熟達した取引では、例えば、トレンドが出現した際に、利益を確定するために、トレンドの形成に合わせて損切ポイントを調整するといったこともおこなわれています。

トレンドに精通すればFXの利益は増大する

グラフィカル ユーザー インターフェイス, グラフ  自動的に生成された説明

チャート作成:ジェームズ・スタンリー

なぜトレーダーの多くは損をするのでしょうか?DailyFXでは、安定した取引のお役に立てるよう、3,000万件以上の取引を研究いたしました。「成功しているトレーダーの特長」では、取引でよく起こるミスについて解説されています。ぜひご一読ください。

4時間足で取引するためには、マーケットに対するしっかりとした心理的な姿勢を持つことが必要です。取引に必要な心理的な視点についての詳細は、「自信を持って取引できるようになるために」をご覧ください。

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