※2024年6月28日11時09分更新
NY砂糖11番先物は、長期下降トレンドにある中、やや上昇傾向にあるが、力強いレジスタンスに近づいているうえ、RSIではネガティブダイバージェンスが発生する可能性もあるため、目先は下落を予想する。20.10をストップロスとし、18.00付近を下値目標としてショートでエントリーしたい。
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前回のトレード:金価格のロングを継続
今月初めに金スポット価格をロングとした。水平トレンドラインが位置する2,333ドル(下図参照)でエントリーし、価格は上昇したものの、その後押し戻され、現在はエントリーレベル付近で推移している。先週、価格が小幅高となった際に利益を確定しなかった場合は、ストップロスを当初の水準である5月の安値の下(2,278ドル)に維持し、取引を継続するのが良いだろう。価格は横ばいからやや強含みのレンジで推移しているため、5月の安値を割り込まない限り、まだ利益を狙えるからだ。
金価格 日足チャート
資料:IGTV
前回のトレード:ドル指数のショートも継続
先週はドル指数を104.85付近でショートにした。ドル指数はその後、予想に反して上昇し続けている。しかしストップロスを4月の高値106.20より上に置いているため、含み益は出ていないがこの取引はまだ続いている。
ドル指数 日足チャート
資料:IGTV
今週のトレード機会:NY砂糖のショート、自律反発後の下落を予想
今週はニューヨーク砂糖11番先物のショートに投資妙味があると見ている。NY砂糖は昨年11月から下落を続けているが、ここ数週間、5月末から上昇に転じている。しかし同時に、4月下旬の高値、5月初旬の高値に加え、昨年12月の安値も位置するレジスタンスに接近している。その収束レジスタンスは20近辺という心理的水準なこともあり、これを超えるのは難しいと予想する。
さらに、今週も高値(7週ぶりの高値)を切り上げたものの、RSI(相対力指数)には勢いがなく、ネガティブダイバージェンスが形成されている可能性がある。そのため、下降トレンドは継続し、このレジスタンスエリア20を下回って、再び18に向かって下降すると考えている。
心理的水準20の上、20.10付近にストップロスを置き、下値目標は18前後としたい。
NY砂糖11番先物 日足チャート
資料:IGTV
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